白髪の原因
・加齢
年齢を重ねると、メラノサイト(メラニンを作る工場)の働きも衰えメラニンが減少します。
元々髪の毛は、白髪で生えてきます。髪の毛は、毛母細胞でつくられ、メラノサイトという色素細胞が色を入れます。メラノサイトを正常に働かせることができれば白髪が減ります。
・生活環境
睡眠不足、栄養バランスのよくない食事や喫煙は細胞機能を低下させます。その結果、メラニンが減少すると言われています。睡眠中はメラトニンというホルモンが分泌され、それによって体内の活性酸素が除去されます。睡眠不足だと体内にたくさんの活性酸素が残ってしまうので体が酸化していき、体内の細胞が正常に働きにくくなってしまいます。
・ストレス (血行不良)
極度のストレスを感じると、短期間で白髪になることもあります。ストレスは活性酸素を増やし、血液の流れも悪くしてしまいます。血管が収縮し、血行不良になりやすくなって髪の成長、白髪の抑制に必要な栄養素が毛母細胞まで届きにくくなります。
・遺伝
両親どちらかが白髪が多ければ、遺伝的影響も関係しているとも言われています。
対策
・バランスの良い食事を心がける
髪の毛の色はメラニン色素で決まります。メラニン色素を作り出す細胞がメラノサイト。メラノサイトがメラニンを作り出すときに必要なのがチロシナーゼという酵素です。メラノサイトやシロシナーゼの働きを良くする食べ物を摂りましょう。
・海藻類、魚介類(牡蠣、ひじき、海苔など)
・チーズ類、果物、大豆、ナッツ類
・野菜、芋類(ごぼう、ほうれん草、サツマイモなど)
※栄養を食材から摂るのが難しい場合、サプリメントを取り入れるのもひとつの手です。
納豆は、タンパク質で髪の毛にも必要な栄養素なのでおすすめです。
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・マッサージで血流改善
白髪の多い人は、血行が悪い場合が多いです。肩が凝ったり首が凝るが人多いです。血流が悪くなると、頭皮が硬くなってきます。
血流は心臓からスタートして下に行き、足の下まで行って、それから背中を通って上に上がって来ます。そして、肩甲骨を通って首を通り、最後に頭に行きます。
白髪が生えやすいのは、生え際や分け目ですよね。顔まわりは、血管が細くなり、毛細血管が多く、血流が悪くなりがちなんです。そのため、白髪になりやすいのです。
髪の毛は毛細血管から栄養をもらっているので、血流が悪いと栄養を受け取ることが出来ません。なので、マッサージで血行をよくし、栄養の届きやすい頭皮を作りましょう。
・マッサージのやり方
両手の5本の指を額、耳の上、襟足から頭頂部に向けて指を滑らせます。シャンプーのついでに行うのがおすすめです。
・ものを噛むのも効果的
ものを噛むときには、咀嚼筋を使います。顔周りの筋肉を使うことによって、血流が改善します。
・運動やエクササイズ等で血流改善
ウォーキングやストレッチ、エクササイズ等の運動で血流改善も効果的。
・ストレスを解消する
いちばん簡単なストレス解消法としては、ウォーキングがおすすめです。ウォーキングを30分ほど続けると、セトロニンというホルモンが分泌され、興奮しすぎた脳を抑制し、リラックスと幸福感をもたらす作用があると言われています。
・染める
美容室で染めたり、白髪ケアトリートメント等を使用し、白髪を目立たなくさせる。
より良い生活習慣、睡眠、栄養が白髪予防のためにも大切です。
ストレスも大敵なので、溜め込まない事がだいじですね。
白髪を抜く
※毛根を痛めて、髪の毛が生えてこなくなる可能性もあります